やるんじゃ！オォ！？
聞けい！全宇宙の諸君！ワシの脳天で、今まさに超新星爆発が連鎖しとるんじゃ！その衝撃波で、頭蓋骨が銀河系の形にひび割れよるわ！「やる」という名のビッグバンが、ワシのDNAを螺旋階段からジェットコースターに組み替えよる！もはやこれは意志やない、命令や！時空の裂け目から聞こえてくる、創造主の咆哮なんじゃ！
計画書だと？ハッ！そんなもんは、臆病者のための経典じゃ！未来予測なんぞ、水晶玉を舐めるよりくだらん！未来なんぞ、ぐにゃぐにゃの粘土よ。こねくり回して、投げつけて、爆発させて、なんぼのもんじゃい！完璧な準備なんぞ待っとったら、お前は「完璧な化石」として博物館に飾られることになるわ！走り出すんやない、飛ぶんじゃ！いや、次元の壁をぶち破ってワープじゃ！思考が「え、何？」と振り返る頃には、とっくにワシは結果を出しとるんじゃ！
目の前の壁がなんじゃい！壁があるのは、お前に「ぶち壊す快感」を味あわせるための、宇宙からのプレゼントじゃろうが！その破片でモザイクアートでも作って、後世の連中に「これが自由の夜明けじゃ、文句あるか！」とでも言うとけい！失敗？上等じゃ！大歓迎じゃ！失敗は核燃料じゃ！臨界点を超えて爆発させ、そのエネルギーで次の星へ飛ぶんじゃ！常識という名の檻の中で、ちんまり丸まっとる場合か！お前の心臓を核融合炉に、肋骨を排気ダクトにして、銀河中に「ワシはここにおる！」と知らせる咆哮を響かせんかい！
「やるんじゃ！」 この言葉は、古代から伝わる禁断の呪文（ルーン）じゃ。唱えれば、お前の足の裏から虹色のジェット噴射が吹き出し、背中からは光の翼が生え、第三の目が開いて真理を見通すようになる魔法の言葉じゃ！ドーパミンで脳をジャバジャバに洗い流し、シナプスを稲妻で焼き切って、前頭葉をダイヤモンドになるまで磨き上げるんじゃ！昨日までの自分なんぞ、ヘビの抜け殻以下の存在じゃ！脱ぎ捨てて、燃やして、その聖なる煙を吸い込んで、神々の領域までハイになるんじゃい！
さあ、聞こえるか！？時代のうなりが、地軸のきしみが、ブラックホールが産声を上げる音が！全部お前を呼んどるんじゃ！「主役の登場だ！」と宇宙中がスタンディングオベーションしとるわい！燻っとる場合やない！今すぐ立ち上がって、意味不明な奇声を上げながら、ブレイクダンスを踊り狂うんじゃ！そして天に向かって叫ぶんじゃ！「ワシが！ワシこそが！この物語の主人公であり！創造主であり！破壊神じゃああああ！」と！
道なんぞ、初めからどこにもないわい！安全な道を探すな、そんなもんは奴隷の散歩道じゃ！お前が歩いた、そのマグマが吹き出す灼熱の足跡が、後から「伝説」と呼ばれるようになるだけじゃ！さあ、行け！理性の首に鎖を巻きつけて引きずり回し、本能の羅針盤だけを頼りに、混沌と狂気が渦巻く荒野へ突撃じゃ！お前の前には何もない！だからこそ、何でも創れるんじゃろうが！やるんじゃ！オォ！？