魂の放浪じゃあ!道なき道を、我が道とせよ!
安住の地など、ワシには似合わん! 魂が、腹の底から叫ぶんじゃ! **『ここではない何処かへ行け』**と!
ならば行こう! 風の吹くまま、気の向くままに! 予測不能の放浪じゃあ!
地図など破り捨てい! コンパスなど叩き割れ! 予定調和の未来など、クソくらえじゃ!
**ボンベロリン!**と爆ぜる衝動だけが、ワシの道標じゃ!
ズドドドド……! 乾いた大地を蹴り、砂塵を巻き上げる! 西へ行くのか?東へ向かうのか? 知るかァ! 太陽が沈む方角が、今日の寝床じゃい!
見渡す限りの荒野! 夜は満天の星! 語りかけてくるのは、己の魂の声のみ!
孤独か? 否!断じて否! これは**『孤高』**という名の、魂のチューニングじゃ!
過去を悔やむな! 未来を憂うな! ワシにあるのは、この瞬間、この一歩だけじゃ!
**ホヒン!**とひとつ息を吐き、覚悟を決める!
この道の先に何があるかなど、どうでもよいわ! 財宝か?名誉か? そんなもんは、旅の途中で拾っては捨てるガラクタじゃ!
ワシが欲しいのは、この**『歩いている』**という、焦げるような実感! ただそれだけじゃ!
さあ、夜が明ける! 新たな荒野がワシを呼んでおる! 行こう!魂が燃え尽きる、その瞬間まで!
この放浪に、終わりはないんじゃあ! グオオオオオッ!